こんにちは^^富山応援し隊みこりんです。
今回の富山探検では黒部峡谷にあるトロッコ電車に乗って紅葉を堪能してきました!!とにかく最高だったのでたくさんの人にこの感動をお伝えできたらと思います!!富山でも間違いなく最高の観光スポットであるトロッコ電車…紅葉の時期は最強なのでぜひ、詳細記事をご覧ください。




 

宇奈月駅

トロッコ電車の出発地である宇奈月駅にやってきました!!
辺り一面の山は紅葉で色づき感動の連続です。地元だからとフラッと来てしまいましたが、こんなに綺麗な山に囲まれて改めて富山県はいい所だなぁとしみじみ思いました。

【黒部峡谷トロッコ電車】紅葉の見ごろは10月下旬から11月の中旬まで。

短い期間なのでこの時期を逃さず紅葉を楽しんで下さいね。

ちなみに写真は11月初旬のものです。ちょうど良い色づきですがピークはネットなどで調べてから行くと良いです。

チケット購入の注意点

チケットは宇奈月駅の中にあるチケット売り場にて購入することが出来ます。

紅葉の時期はかなり混雑すると聞いていましたが、平日少し遅めの時間だったためか、
すんなり当日券を購入することができました。

しかし、注意して頂きたいのが、
トロッコ電車にはグレードがあり、普通客車・リラックス客車・特別客車とそれぞれ内容も金額も違ってきます。

新緑の季節には窓がない普通客車が人気で追加料金もありませんが、紅葉の季節は寒いため窓付のリラックス客車(片道追加料金/530円)特別客車(片道追加料金/370円)が大人気。

 

今回は終点の欅平までのチケットを往復で購入しました。

【宇奈月駅から欅平駅まで 往復】
大人3960円・小学生 1980円

上記の料金+客車によって追加料金

途中下車ができないので目的駅までのチケットを購入しなければなりません。



「みこりん」がすんなり当日券を買えたのも平日だった事と、窓がない普通客車だったからだと思われます。この日は晴れていたので窓なしでも大丈夫でしたが雨が降っていたり、気温が寒い日は窓なしの普通客車は厳しそうです。

希望の客車に乗りたい場合は必ず予約をしてから行く事をおすすめします。
チケットオンライン予約は→コチラ

やまびこ展望台

トロッコ電車に乗る前や、乗った後にでもぜひ立ち寄って欲しいのがやまびこ展望台。
この展望台は宇奈月駅からすぐそばの有料駐車場の奥にあり、歩いていけるのでとても便利です。ここからはトロッコ電車が通る様子を真上から見ることができるのでとても面白いですよ!!

展望台にはトロッコ電車が通過する時刻がわかる看板があるので,

写真を撮りたい人には絶好のフォトスポットです!!

ドキドキしながら待っていると…電車がやってきました。

撮れた、撮れたぁ♪携帯での撮影ですが、真っ赤な新山彦橋とトロッコ電車のコラボ写真が上手く撮れましたよ!
ここから撮影した写真が観光案内のポスターなどに使われているのを見たことがありますが、素人でも似た写真が撮れるのはとても嬉しいですね!

欅平駅

「みこりん」はトロッコ電車に乗るのは初めてではないのですが、終点の欅平駅まで行ったことがなく今回初となります。なぜ今まで行かなかったかというと…遠いから(汗)

宇奈月駅から欅平駅まではトロッコ電車で80分もかかるというなかなかの距離なのです。

注意点ですが、トロッコ電車にトイレは付いていませんので気をつけてくださいね!!

しかしながら秘境といわれる欅平に紅葉を見に行きたい!!
ということで、長い距離ではありますが元気に窓なしの客車に乗って行ってまいりました!!

電車に乗り込んで待っていると全然他に人が来なくて…窓なし…めちゃくちゃ空いていました。
(窓なしのため、追加料金もなし!)

年配のお客さんが多いこともあってかやはり窓付の方は人がぎゅうぎゅうで、窓なしの普通客車は「みこりん」とアジア系外国人観光客、カメラマンぽい風貌のアメリカ人(たぶん)しかいないという何とも国際交流ができそうな車両でした。。

しかし、富山県にも海外からのお客さんが増えてきて嬉しい限りです。もっともっと富山県が盛り上がっていきますように。

窓なし客車の良いところは自然の風を感じながら景色を楽しめることです。

見どころ案内のナレーションは富山県出身で女優の室井滋さんが担当されていて、注目ポイントに差しかかると教えてくれるのでカメラの準備もバッチリでした。

山ってずーっと見ていても全然飽きないんですよね。空気も美味しくていつもより呼吸が自然と深くなって体が喜んでいる気がします。

だいたい40分くらいたった頃に少し体が冷えてきて寒さを感じましたが、思っていたより80分はあっという間だった気がしました。

紅葉を楽しんでいるうちに欅平駅に到着!!

欅平駅は標高599mで11月頃の平均気温は6.1℃から11.7℃くらいです。

温かい服装、歩きやすい靴で雨が降っても大丈夫なようにカッパなどがあると安心です。

ここから秘境探検を!!とその前に腹ごしらえ。




レストイン欅平

欅平駅の2階にあるレストイン欅では麺類から丼もの、カレーやスイーツまで揃っていました。

200席と余裕の広さではありますが、

お昼どきは混雑が予想されるので先に席を確保してから食券を買ったほうが良さそうです。

食券は自動オーダーなので便利ですが、券売機は1個しかないのでここで少し並ぶことになります。

食べるものを先に決めておいた方がスムーズですよ。
自動オーダーだと、キャンセルが出来ないみたいなので押し間違いに気をつけてくださいね!!

「みこりん」は名物「峡谷カレー」を注文しました。

カレーの上にチーズがかかっていて、なんともいえない美味しさ♡

富山が誇るブラックラーメンも人気メニューみたいです。

猿飛峡

欅平に着いて、さてどこに行くかと迷ったら案内所のような所で聞くことができます。

また、黒部峡谷自然解説員という方がいて案内しながら一緒に歩いてくれるとのこと。

「みこりん」は猿飛峡までの行き方を聞いて向かうことにしました。

猿飛峡は欅平駅からは歩いて約20ほどで、なかなか体力を使いますがここまで来たら絶対に行って欲しいおすすめスポットです。

散策路はこんな感じになっています。流れている川を眺めたり、紅葉を満喫しながら歩くのでとっても楽しいです。

上ったり、下ったり、途中で細くて真っ暗な狭いトンネルを通ってきたりしてまさに探検という言葉がピッタリ。

疲れたら休むところもあります。自然の休憩所です。年配のご夫婦が石のベンチに座って会話を楽しむ姿はとても素敵でした。

トロッコ電車で冷えた体がホカホカになるくらい歩いたら猿飛峡に到着!!

秘境と言われている猿飛峡はこちら

猿飛峡は川幅が狭く、昔、猿が飛び越えたことから名前がついたと言われているそうです。

猿が飛び越えたとされる場所はわかりませんでしたが、澄んだ水の綺麗さ、大きな岩、雄大な山々は思わず「うわぁぁぁ!!!!」と叫びたくなるほどの絶景でした。

人気スポットなだけにベンチには人がいっぱい。

紅葉の時期も最高ですが、暖かい季節にもう一度訪れたいと思わせられる最高の場所でした。

奥鐘橋

猿飛峡を見た後は欅平駅に戻り、今度は反対側の方に歩いて行くと橋があります。
黒部川本流に架かる長さ86m、高さ34mの真っ赤なこの橋は奥鐘橋(おくかねばし)といって、観光客に人気の観光スポットとなっています。

橋の上からは迫力のある景観が一望できます。

ここから奥へ奥へと進んで行くと秘境の湯と言われている祖母谷温泉(ばばだにおんせん)に向かうルートになります。

橋を渡り切ったところにヘルメットが準備されていました。なかなか険しい道になるのかフラッとやってきた「みこりん」にはかなりハードです。

危ないんだぞーっ!という看板が出ていました。ここから先は日本一深く険しい黒部峡谷のどん底らしいです。

落石や落木に気を付けて進んで行かなければなりません。

しかしながら、生きている黒部を体験できるエリアというかなり興味をそそられる場所なので行けるところまで行ってみたいと思います。

そんなわけで、富山探検再びレッツゴーー!!

人喰岩

歩いてすぐに観光名所である人喰岩がありました。奥鐘山の岩肌をくり抜いて作られているらしく、遠目から見てもかなりの迫力!!

人喰岩はまるで人を飲み込むように見えることから名前が付いたそうですが、実際に歩いて岩の下に入ると本当に飲み込まれてしまうんじゃないかと思うくらい凄い岩でした!!こんな体験めったに出来ないのでぜひ実際に訪れて欲しい!!

振り返ってみると先ほど通ってきた奥鐘橋、さらには欅平駅が見えました。

こうやって見ると山が大きすぎて建物が本当に小さく感じますね。う~ん、しかし紅葉が美しい。。

名剣橋

人喰岩を通り過ぎるとまたまた赤い橋が!!こちらは名剣橋と行ってここから見える景観もまた素晴らしいです。目の前には大きくそびえ立つ名剣山があります。なかなかの迫力!!

名剣温泉

人喰岩から歩いて10分ほどで名剣温泉が見えてきました。

紅葉の時期はこちらの宿に泊まる観光客の方が多く、渓谷を見下ろすことが出来る露天風呂が最高!

客室は11室あり、トイレが付いていない部屋もあるみたいなので、予約の際には確認した方が良さそうです

源泉は約2キロ上流の祖母谷温泉(ばばたにおんせん)から引湯しており、泉質は北陸では数少ない単純硫黄泉でなめらかな肌ざわりが特徴です。

日帰り入浴も出来るとのことなので、入って帰ろうかとも思ったのですが完全に帰る気を失いそうだったのでグッと堪えて先に進みました。
紅葉を楽しむ旅行をお考えの方はぜひ利用してみてくださいね。

名剣温泉
富山県黒部市犬山198‐1
TEL:0765‐52‐1355
宿泊料金:1泊2食付16800円~
日帰り料金:大人700円/小学生500円/幼児/300円(休憩別途)

名剣温泉のホームページは→コチラ

名剣温泉を過ぎた辺りから人が少なくなってきて途中から1人になりました。

祖母谷温泉(ばばたにおんせん)までは欅平駅からは片道約50分。かなり遠いため観光で来た人たちはこの辺で引き返すことが多いようです。

行くか、引き返すかの選択で迷いましたがかなり歩いて疲れが出てきたので引き返すことに。

祖母谷温泉(ばばたにおんせん)を目指すなら、寄り道せずにまっすぐ行くのが正解ですね。

今度来るときはちゃんと下準備してから来よう。。

河原展望台

帰る前に欅平駅すぐそばにある河原展望台に寄りました。ここには足湯があり、奥鐘山や名剣山を見ながら足湯に浸かることができます。

また、ここにもフォトスポットがあり、奥鐘橋を下から見上げるように写真を撮ることができます。素人でもそれなりの写真が撮れたような気になって何だか嬉しい…。

足湯の営業時間は8時半から14時と短いので気をつけてくださいね。

お土産

トロッコ電車で停まる各駅にはそれぞれ限定のお土産が販売されています。

欅平駅の売店では定番の地酒やお菓子、地元の特産品の他に限定商品として手作りのごま饅頭(650円)や松の実をトッピングした蒸しケーキの黒部の実り(600円)、求肥の中にプリンクリームが入ったプリン大福の欅平の月(大800円/小500円)などがあります。
欅平に来た記念に限定商品をお土産として買って帰ってはいかがでしょうか。

営業時間:9:00~16:30

アクセス

電車
電車でお越しの際は富山地方鉄道宇奈月温泉駅で下車したら、トロッコ電車の乗車駅である宇奈月駅までは歩いて5分ほどです。
宇奈月温泉街のシンボルとなっている温泉噴水がめじるし。

○東京―黒部宇奈月温泉駅・新黒部駅―宇奈月温泉駅/北陸新幹線・富山地方鉄道(約2時間45分)
○名古屋―黒部宇奈月温泉駅・新黒部駅―宇奈月温泉駅/東海道新幹線・北陸本線・富山地方鉄道(約3時間27分)
○大阪―黒部宇奈月温泉駅・新黒部駅―宇奈月温泉駅/湖西線・北陸本線・富山地方鉄道(約3時間47分)

自動車

○東京―黒部IC/関越道・上信越道・北陸道(361km)

○名古屋―黒部IC/名神高速・東海北陸道(259km)

○大阪―黒部IC/名神高速・北陸道(382km)

黒部ICから宇奈月温泉駅までは約20分

駐車場

車でお越しの際は宇奈月駅すぐそばの有料駐車場がおすすめ。
収容台数は普通車約350台、バス約30台と平日は余裕がありますが、紅葉の時期や土日祝日などは混雑する場合がありますので時間に余裕を持って来たほうが良さそうです。

【料金】
普通車900円
バス  2000円
マイクロバス 1700円
バイク 400円
普通車で1泊2日の場合は1100円

宇奈月駅駐車場
〒938‐0283
富山県黒部市黒部峡谷口11
(住所は隣接する黒部川電気記念館のもの)

まとめ

地元が大好きで富山県を探検している「みこりん」ですが、どこに行ってもあまり若い人が見当たらずちょっと残念な気がしています。富山県はとにかく良いところがいっぱいなのでもっともっと活気づいて富山県が盛り上がるようにまた記事を書いていこうと改めて思いました。
皆さんも、富山県を探検してみませんか。感動がいっぱいですよ!!!