こんにちは^^富山応援し隊みこりんです。
ちょっと前にグルメな友人から「ランチの予約が1年先まで埋まっている凄い人気のお店がある!!」という情報を聞きつけました。
どうやら友人は約1年後に予約を取ったみたいなのですが、そんなに人気のお店なのに詳しい情報があまり出まわっていません。
そのお店の名前は「日本料理かわうち」さんと言います。
なぜそんなに人気があるのか、「みこりん」は気になって気になって仕方なく…ランチが駄目ならディナータイムならどうだ!!
と、お聞きしたところ夜のお時間は平日なら少し空きがあるとのことで早速行ってまいりました!!
今回は、「日本料理かわうち」さんの人気の秘密について詳しく解説していきたいと思います!!
「日本料理かわうち」店舗情報
お店は富山市清水元町にあります。少し行ったところには「寿し金」さんがある道路沿いです。
看板は入り口前にひっそりとあるので、少しわかりにくいかもしれません。
駐車場はお店の前と横にあり、6~8台くらいは停められると思います。
今回は夜の部で予約していたのですが、夜はライトが付いていても非常にわかりにくかったです。
おまけに頼りにしていたグーグルマップさんが、お店に着いているにもかかわらず右折しろというのでお店の周りを多分3周はしたんじゃないかな。。
(グーグルマップを使う方はお気を付けください。)
ちなみに夜はこんな感じの外観です。
〒930-0034
富山県富山市清水元町7-7
TEL:076-461-4327
営業時間
11:30~14:00
17:30~21:00
定休日:日曜日
ランチ・ディナー・予約について
お店は全席予約制
ランチタイムは、11:30~14:00まで
ランチは2900円(税込)からとなっています。
現在ランチの予約は1年待ちとなっているくらい大人気のコース。
1年待ちでも良いという方は、お店の方に問い合わせてみてくださいね。
ディナータイムは、18:00~21:00まで
ディナーは6600円(税込)からとなっています。
こちらも人気ではありますが、平日なら少しは空きがあるという事なのでランチよりはお値段が上がりますがおすすめです。
お店は4人掛けのテーブルが3席のほか、掘りこたつの座敷があり(実際みてないけど多分4人掛けのお席3つくらいかな)
24名入れば満席になってしまう、こじんまりとした広さのお店となっていました。
ここから実際に食べてみた、ディナーコースを紹介していきますので、気になった方はお早めに予約してくださいね!
ディナーコースの内容
ディナーコースは魚と野菜中心のコースが6600円、魚、肉、野菜を含めたコースが7700円となっていました。
今回は肉が含まれている7700円のコースを紹介しています。
コース内容は、旬の素材を使われているので毎回同じではないと思いますので参考程度にしてみてください。
また、お料理の一つ一つには正式な名前が付けられている訳ではなく説明して頂いた内容に基づいて付けさせて頂きました。
まず、お席にすでにセットされていた小鉢4種。
マコモダケとアスパラの和え物。
人生で初めてのマコモダケは歯ざわりが良くてクセになる食感。
味付けも抜群に美味しくて1品目から大満足の予感がします!!
湯葉の豆乳寄せ。
ウニやたたきオクラが湯葉の上にのっていて見た目も非常に美しい一品でした。
「みこりん」も友人もウニがそんなに得意ではないのですが、初めてウニ美味しく食べれた!!とお互いに報告し合ったくらい感動しました。
また、友人は湯葉を初めて食べたのですが「こんなに美味しいなんて!!」と爆ハマりした瞬間に立ち会いました。
「みこりん」は元々好きだった湯葉ですが、何層にも重なった湯葉はとても美味しく友人がハマるのも無理はありません。
料理の一品一品がとても丁寧で、接客ともに「愛」を感じるお店です。
いくら・菊の花のお浸し
こちらの小鉢には、大根おろしやいくら、菊の花また初めて聞くシバタケというきのこが入っていました。
とてもサラッとしていて食べやすく優しいお味です。
柿と生ハムクリームチーズ
季節感あふれる柿と生ハムをクリームチーズで和えてあるこちらの小鉢はデザート感覚で頂きました。
ひまわりの種がアクセントになっていて赤いのはクコの実かな。
お吸い物
とにかく優しさの塊みたいな味がしたお吸い物はめちゃくちゃ上品な味なのに出汁が凄いきいてて濃厚でした。
具材は山なめこや青梗菜、みぎすのつみれなど。
お造り
今回のお造りは左から、鯛・フクラギ・マグロ・甘海老・サスのラインナップでした。
かぼすやすだちの仲間である「へべす」が付いていたので、白身のお魚にしぼって頂きました。
とにかくどのお魚も新鮮でめちゃくちゃ美味しかった。
刺身をよく食べている富山県民も食べたらわかるくらいでしたよ!!
お醤油でさえも美味しくて(笑)思わず何のお醤油を使っているかお聞きしたのですが市販のものにお出汁を入れているとの事でこのお醤油の味だけで白飯が3杯は食べれそうでした。。
焼き物
続いては焼き物プレート。魚は「カマス」でしたが今度は「かぼす」をしぼって頂きました。
「カマス」は凄く身がふっくらしていて最高に美味しかった(感涙)
その他お皿には、ぱっと見かまぼこのような形をしている「むかごしんじょ」や、かつらむきにした大根で巻いた「スモークサーモンのきぬた巻き」などがありました。
「むかご」はヤマイモの茎が肥大化した付け根にできる「肉芽(にくが)」のことらしいです。
写真の丸い部分が「むかご」だと思われます。
「スモークサーモンのきぬた巻き」の上には辛子酢味噌がかかっていてサーモンの甘みと酢味噌のコラボが非常にマッチしていてクセになる旨さ!!
焼売のあんかけ
さて、もうかなりお料理には大満足なのですが次に出てきたのは「焼売のあんかけ」です。
この焼売は肉を使ってなくて、魚のすりみだけで作られているとのことでした。
焼売にパラパラと振りかけられているのは「あられ」です。
あんかけは味付けが美味しくて全部残さず食べてしまったほどです。
焼売の中身はこんな感じ。
肉料理
さて、ここでやっと肉料理の登場です!!
まずはそのままひと口。。んんー--‼(至福!!)お肉めちゃくちゃ柔らかい♡
タレは、さっぱりとした「醤油ダレ」と「ピリ辛ダレ」の2種類がありました。
個人的にはいつもならさっぱりとした「醤油ダレ」の方が好みのはずなんですが、このホントにちょい辛な「ピリ辛ダレ」が濃くまた深みのある味でお気に入りになってしまいメインはこちらのタレを使わせて頂きました。
お肉のサイドには里芋や梅干しが付いていたのですが、里芋は上市産で里芋の素材そのものの美味しさが出てて最高だったし、とにかく感動したのがこの梅干し!!
梅干しは一度揚げてから焼いていて、そうする事で甘みが増すらしく人生で食べた梅干しで一番美味しいと思いました。
酢の物
お肉の後にはさっぱりとした酢の物が出てきました。
酢の物の内容は、呉羽梨や金時草、花オクラ、プチトマトです。魚津の加積りんごを使ったフルーティーなドレッシングが絶品でした。
初めて食べたけどこの黄色いのが多分「花オクラ」全然クセがなくて食べやすかった。
茶そば
最後は「茶そば」が締めのお料理でした。
お腹の状態によって、大・中・小と大きさを選ぶことができます。
お席まで3種類の大きさの器を持ってきて実際に見て選べるのですがもう配慮が本当に素晴らしくてとっても心が温まりました。
結局「みこりん」は中、友人は大をチョイス。大きさを比べてみたので参考にどうぞ。
中の方は揚げが2枚、大の方は3枚も入っていました。
麺はお店の手打ちではないとの事ですが、麺には呉羽のお茶が入っているらしくツルツルとした麺にはコシがあって胃の中に軽く吸い込まれていきました。
お出汁はしっかりとした濃さがあってとても美味しい。
デザートプレート
お蕎麦を頂いて満足感に浸っていたのですが、最後の最後にまだデザートがありました。最高…♪
内容は、巨峰・柿・イチジク・パイナップル・キウイ・オレンジなどのフルーツにサツマイモのムースです。
上に飾ってあったのはサツマイモを揚げたものです。
サツマイモのムースは柔らかいのにもちっとした食感がで非常に美味しい!シンプルな美味しさでした。
これでコースは全て終了となります。
日本料理ということで少し緊張していたのですが、接客してくださった女性の方(料理を作っていた方の奥さまかな?)がとっても優しくてとてもリラックスしてお料理を頂くことができました。
お料理も食べてみたらわかるのですが、ただ美味しいのではなく不思議なことにお料理に愛情や優しさ、真心が入っているのがわかるんです!
素敵な接客と真心のこもったお料理、最高でございました。
ごちそうさまでした。
まとめ
人気の秘密が知りたくて行ったのですが、接客もお料理も日本人の「心」というようなものが感じられて、これが本当の「日本料理」と呼べるものなんだろうと思いました。ランチは1年待ちですが今ならディナータイムは予約できるかもしれないので、気になった方は行ってみてください。お店の方はとっても優しいので若い方でも気軽に行くことができますよ!
お店は、Instagramでも紹介しているのでフォローお待ちしています♡