こんにちは^^富山応援し隊みこりんです。

暑い夏が過ぎ去って秋がやってきましたね!!

秋といえば紅葉のシーズンですが、富山は紅葉スポットが多くこの時期は見逃せません。

今回は富山のパワースポットともいわれている称名滝の行き方から混雑具合、見どころを詳しく解説したいと思います。




日本一の落差!!称名滝

称名滝は標高1000m付近にあり立山連峰を源流として、毎秒2トンもの水が勢いよく滝つぼに流れ落ちています。

その光景は何とも圧巻で、1度は訪れて欲しい富山が誇る観光スポットです。

また、称名滝は国の名勝と天然記念物にも指定されており、日本の滝百選のひとつでもある他にも日本の音風景100選に選定、日本三大名瀑に選ばれることもあるなど凄い滝なんです。

称名滝が日本一と言われているのは滝の高さが350mと東京タワーよりも高いその落差。滝は4段に分かれており1段目が70m、2段目が58m、3段目は96mで4段目は126mとなっています。雪解けの時期(5月~6月頃)には幻と言われているハンノキ滝が右側に出現し、落差は500mになるためその時はハンノキ滝が一時的に日本一となります。

また雨が降った後にはハンノキ滝が姿を現すこともあり、雪解けがピークのときにはソーメン滝と呼ばれる幻の滝が姿を現すことも。3本の滝が見られたらかなりの強運といっても良いかもしれませんね。(ソーメン滝は5月に出現率が高いそう)

称名滝は四季によって色んな姿を見せてくれるので、新緑の季節や紅葉の時期はたくさんの人が訪れますが、冬季は閉鎖されるため1年を通して称名滝に行けるのは4月から11月の期間になります。

称名滝へのアクセスと注意すること

ここでは、称名滝にバスで行く方法と車で行く方法を紹介したいと思います。

まず、バスで行かれる方は立山駅から「称名滝探勝バス」が出ており料金は、
片道おとな500円、こども250円で乗ることができます。

立山駅から称名滝まではバスで約20分ほどで到着します。称名滝付近はお食事処が少ないため、立山駅周辺で軽く食事をしてから向かっても良いかもしれません。

バスは1時間に1本の間隔ででいるようです。時刻表を参考にして確認してください。(運行期間は称名滝が見られる4月下旬~11月中旬)

車で直接行かれる方は称名滝見学用の無料駐車場に停めましょう。駐車場は第1駐車場から第4駐車場まで計4つあり約250台ほど停めることができますが、1番近い第1駐車場に停めるのは混雑時には難しそうです。

混み合っている場合は遠いですが最初から第3駐車場もしくは、第4駐車場に停めてしまうのが無難かもしれません。

ここで注意して頂きたいのですが、称名滝に向かう道路にはゲートが設けられていて通行時間が決まっています。

ゲートをくぐって2キロほど行ったところに称名滝の駐車場があります。ですので、称名滝に行かれる際はゲートが開いている時間を必ずチェックしておきましょう!!

【ゲートの通行時間】

7:00~18:00(4月下旬~6月/9~11月)

6:00~19:00(7~8月)
※異常気象時(連続雨量70㎜、時間雨量30㎜/h、風速30㎜/s)に達した場合は通行止め、その他落石等

称名滝の紅葉期間と込み具合

称名滝は新緑の季節に来ても良いのですが、紅葉の時期はまた格別に素敵な姿を見せてくれるため、たくさんの観光客でにぎわっています。

過去には「ブラタモリ」という番組でタモリさんが称名滝に来たこともあるんですよ^^

紅葉の見頃は毎年10月下旬から11月上旬頃までとなっており、この時期は山々が赤や黄色、オレンジなどに色づいて最高の景色を見ることができるんです。

さて、無事に駐車場についてからは、軽食が食べられるレストハウス称名を横切りいよいよ出発となります。(写真参照)

称名滝までは称名滝探勝路という道を1.3㎞ほど歩いて目指さなければいけません。

約30分ほどで到着するというのはあくまでも目安で、景色を見ながらゆっくりと歩くともっとかかると思われます。

くれぐれも、動きやすい服装、歩きやすい靴で行くことをおすすめします。また、紅葉の時期の気温もチェックして寒さ対策も行いましょう。(※称名探勝路は車も自転車も入って行くことはできません)

見どころ

称名滝を目指す道のりでは圧倒的な山々の紅葉に目を奪われます。ゆっくりと歩いて紅葉を楽しんでいると、段々と近づいてくる称名滝が足取りを軽くしてくれますよ。

疲れたら途中で休憩を挟んで、山の澄んだ空気を堪能してみましょう。

この日は晴天で、ガスはかかっていましたが、とても清々しい空気と紅葉の絶景で感動の連続でした。やっぱり何度来ても称名滝は最高です。

マイナスイオンたっぷりの称名橋

称名滝が正面から見られる称名橋では、ちょうど橋の真ん中あたりで霧状の水しぶきというマイナスイオンをたっぷりと浴びることが出来ます。夏頃は水しぶきでかなり濡れてしまいますが、その気持ち良さは最高で人が多くなければこの橋で少しとどまってマイナスイオンを浴びながら迫力のある称名滝をじっくりと眺めることができます。

称名橋から下を覗きこめば、称名川に流れている澄んだ水の美しさも同時に堪能することができますので、お見逃しなく!

滝見展望台

称名橋を抜けて石段を登っていくと、称名滝からの全体を見渡せる滝見展望台に行くことができます。ここでは記念撮影ができるスポットや座ってゆったりできるスペースがあるのでぜひ行ってみて欲しい場所です。かなり近くから称名滝が見られるのも魅力です。

称名滝で一通りゆっくりしたら、また来た道を30分ほど歩いて戻らなくてはいけません…。帰りは行くときほどのテンションはなく名残り惜しい気持ちで帰ることになりますので体力は残しておきましょう(笑)

来た道を戻りながら振り返って、さよなら、紅葉の称名滝!!今度は初夏にもっと体力を付けて帰ってくるよ!!と心のなかで思いました。この光景、大自然の空気を感じてしまったら本当に帰りたくなくなってしまいますね。

そして、疲れて帰ってきたら何と…レストハウス称名は営業を終了していました…Σ(゚д゚lll)ガーン

休憩できず…。

どうやら営業時間は10時から16時までみたいです。皆さんもお気を付けください。

称名滝
〒930-1406
富山県中新川郡立山町芦峅寺
TEL:076-462-1001(立山観光協会)
休業日:冬季閉鎖
料金:無料

まとめ

称名滝は癒しの場所として度々訪れる場所なのですが、何度行っても最高だと改めて感じました。富山に住んでいて良かったと思える自然が溢れる故郷は県外の方にも誇れる唯一無二のものです。たくさんの人に知ってもらい、来て頂けると嬉しいです。また、久しぶりに富山県民の皆さんも行ってみてはいかがでしょうか。