こんにちは^^富山応援し隊みこりんです。
今回の富山探検では旧新湊市(現在は射水市新湊地区)にある道の駅新湊を紹介します。色んな道の駅を見てきましたがここはとてもインパクトが強くて面白い道の駅で
した。




道の駅新湊

国道8号と国道472号が立体交差する鏡宮交差点にある道の駅新湊は「カモンパーク新湊」と呼ばれており、地元民はお昼休憩に立ち寄るなど憩いの場として愛されている道の駅です。

国道にあり利用しやすい事や、近くには早朝5時から営業している天然温泉海王がある事から駐車場は車中泊で利用されることも多いみたいです。

なんともレトロな外観で、そこだけ何だか富山県らしからぬ雰囲気が漂っているように感じますが、この建物は戦後の日本建築史を代表する建築家の一人である内井昭蔵さんの設計で、
内井さんが設計した建築物は他にも高岡市美術館や高岡テクノドームなどがあります。

ひときわ異彩を放っている道の駅新湊の魅力を今回はたっぷりとお届けしたいと思います。

麺類が人気の新湊食堂

地元民が普段から気軽に利用している新湊食堂では麺類から丼物までが揃っており、
セットメニューも充実しています。

メニューの1番人気は「白エビかき揚うどんセット」、2位は「白エビしょうゆラーメン」、3位は「白エビ塩ラーメン」と麺類が上位を占めていて白エビシリーズがやはり売れすじのようです。

「白エビ塩ラーメン」は美味しいのですが、
なぜかこのラーメンにはチャーシューが入っていません。
白エビのみで勝負したシンプルなラーメンのため3位という順位なのかもしれませんね。

アットホームな雰囲気のフードコートは平日の夕方から夜にかけては比較的空いています。

基本的なメニューはこちら

個人的には、「かけ中(かけちゅう)」と呼ばれるうどんのダシのなかに中華麺が入っている新湊のソウルフードがお気に入り。
ここの「かけ中(かけちゅう)」の麺は白エビが練り込まれているオリジナル麺で、富山県民が愛するとろろ昆布おにぎりとの相性は最高です。

まだ「かけ中(かけちゅう)」を食べたことがない人はぜひ体験してみてください。

新湊食堂
営業時間:8:00~21:00

ファストフードコーナーで大人気の白エビバーガー

ここでは、持ち帰りができる手軽なメニューが販売されており、道の駅新湊の看板となっている大人気の「白エビバーガー」をはじめ「いみず焼きそば」や「シーちゃんたこ焼き」が三大オリジナル商品となっています。

「白エビバーガー」は確実に押さえておきたい一品なのですが、
「シーちゃんたこ焼き」にはチーズ入りや、もち、昆布入りなどの種類がありかなり迷います。
お腹に余裕がある方は全部頼んで食べ比べてみるのもアリですね。

「白エビバーガー」とドリンクのセット520円

包み紙には道の駅新湊のオリジナルキャラクター「白エビシーちゃん」がいて何か可愛い♡

ちなみに余談ですが、道の駅カモンパーク新湊の名前に入っている「カモン」は旧新湊市のマスコットが「カモンちゃん」だったことから付いた名前だそうです。
「カモンちゃん」の産みの親はなんと!!あの「美味しんぼ」で有名な花咲アキラ氏のデザインだったんですよ!!

花咲アキラさん…富山県出身だったとは驚きです。

話がそれてしまいましたが、「白エビバーガー」はこんな感じ。

白エビのかき揚が挟んであってなかなかのボリューム!!

柔らかい全粉粉入りの特製バンズとサクサクのかき揚、そして自家製のタルタルソースがマッチしてとても美味しく頂けます。

かき揚はあっさりとした味付けなので最後まで飽きることなく食べることができますよ!

ファストフードコーナー
営業時間 平日:9:00~18:00
     土・日・祝日:9:00~19:00

富山グルメならレストランがおすすめ

道の駅新湊には、先ほど紹介した新湊食堂やファストフードコーナーの他にレストランがあり、色々な食を楽しむことができます。
本格的に富山のグルメを楽しみたいならこちらのレストランがおすすめ!!

入り口は外側からと新湊食堂の奥から入る内側の2ヶ所あります。

とにかくメニューが豊富で美味しいので観光客はもちろん、地元民もよく利用する人気のレストランです。

「みこりん」は平日の夜に訪れたのですが、予約席の札が何か所もテーブルに置いてあり電話での予約もかなりかかって来ていたので行かれる方は予約をしてからの方が確実かなと思います。

レストランの人気ナンバーワンメニューはやはり白エビかき揚丼(800円)でした。
何やら2010年に開催された「第1回ご当地どんぶり選手権」で優勝した経歴があるそうです。

他にも富山が誇る白エビを堪能できる白エビづくし膳(2000円)をはじめ、白エビとホタルイカの両方味わえる新湊丼(1100円)、ステーキや定食なども置いてありました。

9月から4月頃までは期間限定のカニ御膳やカニわっぱ飯定食も人気で頼んでいる人が多かったです。

観光客の方々は、せっかく富山に来たのだから白エビを食べて帰りたい!!と思って下さるみたいでとても嬉しいのですが、地元民からすると正直そこまで珍しくない…。

そういった事があってか、地元民から人気のメニューはこちら!!!!

エビフライ定食(2350円)!!!!!!!

白エビもホタルイカも全く関係なし。。

う~ん、写真ではイマイチ感動が伝わらなくてもどかしいのですが、エビが本当に大きくてびっくりなんです~!!

衣が大きいだけじゃないのか…と一瞬疑ったりもしたのですが、ちゃんとぷりぷりの身が詰まっていましたよ。

何を食べようか迷ったら、ぜひ参考にしてみてください。

レストラン
営業時間:11:00~21:00(ラストオーダー20:30)

白エビづくしのお土産・物産コーナー

道の駅新湊のオリジナルキャラクターを「白エビ」にするくらい推しているこちらの道の駅では、お土産から物産までがとにかく白エビづくし!!!

定番の白エビせんべいからご当地チップスの白エビシリーズはもちろん、白エビが練り込まれた乾麺など、圧巻の品ぞろえ。

ちなみに白エビが練り込まれた乾麺は食べるとほんのり白エビの味がして主張が強くないので、
麺つゆとの相性も良かったです。
乾麺コーナーでは富山が誇る氷見うどんや大門素麺なども置いてありそちらもおすすめ!!

物産のほうでは他の道の駅では見たことがない物がたくさん置いてあって、地元民である「みこりん」も興奮しきりでした。

白エビのかき揚げがたくさん入ったセットは家に置いておきたい一品です。レンジでチンするだけというのも魅力的。

冷凍した白エビがまるっと売っているのも凄くいい!!

富山のジビエハンバーグにも興味がそそられます。
見ているだけでも凄く楽しいので県外の方はもちろん、地元民のみんなもぜひ遊びに来て欲しいです。

ちょっとお腹がいっぱいで挑戦できなかったので次回食べてみようと思っているのがこれ!!
「しろえび入ジェラート」

市販のアイスと並んでいたので見逃すところでしたが見つけた瞬間何だこれは!!と、かなりの衝撃を受けました。どんな味なのか気になる~。

食べ物以外でも面白いグッズがたくさんあって、ご当地感満載な感じが嬉しい。
もっともっと独特な路線で進んでいって欲しいなぁと地元大好きな「みこりん」は思っております。

物産コーナー
営業時間:8:00~21:00

大人も子どもも楽しめる展示コーナー

道の駅新湊の最大の見どころ、面白さはなんといってもこの展示コーナー!!

ここの展示コーナーには3種類の水槽が置いてあってミニ水族館のようになっているんです!!

展示コーナーにはお子さんを連れて遊びに来るお父さん、お母さんが結構いました。
子どもたちは普段見ることが出来ない魚が間近で見られるので、親子でふらっと休憩がてらに立ち寄ってみるのも良いかもしれません。

一番大きな富山湾の魚が見られる水槽では、マツカサウオやマダイ、トラザメやオニカサゴなどさまざまな魚をじっくりと観察することができます。

これは…トラザメかな?

マツカサウオ発見!!

マツカサウオは富山の魚津水族館で停電になった際に暗闇で光っているのが偶然見つかったことでも有名ですね。
下あご、または口のなかの下唇が光るらしいですよ!


イシダイのお目目がなんとも言えない可愛さ♡とっても癒されます。。

富山湾の魚の水槽と反対側には高級魚のアカムツの水槽もあるんですよ~。

アカムツと聞いてピンときませんでしたが、アカムツは口の中が黒いことからノドグロとも呼ばれています。
ノドグロと聞いてすぐに「食べたい!!」と思ってしまうのは大人ならではの感想なのかもしれませんね。

さかなクンが書いたイラストも置いてありました。絵が上手すぎて絶句!!!!!

3つ目の水槽には…何と!!白エビが見られる水槽がありました。この水槽は生きた白エビが鑑賞できるようにと特別に開発されたもので、深海に生息している白エビが泳ぐ姿を見ることができるんです。

これは珍しい!!普段から白エビを食べてはいますが、泳いでいる姿を見るのは初めてかも!!

いつも美味しく食べています!ありがと~!!と心のなかで叫びながら白エビさんに感謝の気持ちを伝えました。

これは…大人でもかなり楽しめるスポットですよ。
この水槽の設置は4月から10月末頃の期間だけのようなので、ぜひ期間内に見に行ってみてくださいね。

展示コーナー
営業時間:8:00~21:00

道の駅新湊
〒934-0049
富山県射水市鏡宮296
TEL:0766-830111

まとめ

個人的に大好きな道の駅新湊を紹介しましたが、見どころ満載で美味しい物がたくさんあるのでぜひ訪れて欲しいスポットです。富山県がもっともっと盛り上がりますように。次回も富山探検の記事でお伝えできればと思います!!