こんにちは^^富山応援し隊みこりんです。

以前からずっと気になっていた「鮎の里」に友人を誘って行ってきました。

鮎の旬は初夏から夏ということで、今の時期にピッタリですね!!

個人的には鮎をあまり食べる機会がないのですが、友人たちにも話を聞いたところ鮎はまだ食べたことがないという子や、鮎は釣ってきたものを貰うことが多いのでわざわざ食べに行かないという少数意見もありさまざまでした。釣ってきた鮎を貰えるなんて、なんともうらやましい話です。

個人的なイメージですが、若い人よりも年配の方のほうが鮎とか岩魚などの川魚に親しんでいるような気がしますね。ぜひ若い人にも鮎の素晴らしさをこのレポでお伝えできればと思います。

今回はまだ鮎を味わったことがない方や鮎の里は気になっていたけどまだ行けてないという方のために、「ミシュランガイド富山・石川特別版2016」にも掲載された人気のお店「鮎の里」のメニューや込み具合、鮎を食べた率直な感想などをたっぷりと紹介したいと思います。




鮎の里

「鮎の里」は富山県砺波市にある庄川水記念公園のすぐそばにあります。庄川や神通川、黒部川といった有名な河川は鮎の漁場として知られている場所ですが、特に庄川は飛騨の密林地帯から流れでている清流に良質なプランクトンを含んでおり、身の引き締まった上質な鮎を育てるということで大変人気があります。

そして何といっても「鮎の里」は、庄川に数ある鮎料理のお店のなかでもミシュランガイドに掲載されたお店というだけあっていつもたくさんの人で賑わっているんです。

そのためお昼のランチタイムはかなり混み合いますので、予約をしてから行った方が確実だと思われます。 →鮎の里公式ホームページ

お店の雰囲気と混み具合

お店に入ってすぐ左手には鮎を焼いているのを見ることができます。

鮎を美味しく味わうのは塩焼きが一番といわれていますが、生きたまま串に打ち塩を振って炭火でじっくりと焼き上げられるため、身はふっくらとしてとても美味しく仕上がるそうです。

店内は基本、畳のうえにテーブル席があり足を曲げずに座ることができるようになっていました。年配のお客さんが多いためこのような形になっているのかな?
それにしても畳って何とも落ち着く良い雰囲気で鮎料理をを頂くのにはピッタリですね。

特に窓際の席は庄川が一望できて、季節によって移り変わる四季折々の眺めを料理と一緒に楽しむことができますよ。

今回はコロナが落ち着いているタイミングで行ったのですが、空いているところがチラホラみられました。いつもは外で待っているお客さんもいるくらい混んでいるみたいです。

メニュー

気になるメニューはこちら。

鮎単品料理では鮎の塩焼きは2尾から注文することができ、一品料理からは岩魚の唐揚げやどじょうなども頼むことができます。

1番人気のコース料理は「庄川膳」で鮎の塩焼きから甘露煮などの基本的なメニューにご飯と吸物、香物が付いています。

プラス400円でご飯を「焼あゆ押し寿し」に変更できるとのことなのですが、数量限定となっているため、早い時間に売り切れて食べられないこともあるので食べたい方は早い時間に行った方が良さそうです。(※押し寿しの単品での予約は不可)

山吹の里

1番人気の「庄川膳」と、ご飯は付いてないけどお造りがメニューに入っている「山吹の里」とでめちゃくちゃ迷いましたが、友人と相談してご飯ものからは「活鮎天丼」、一品料理からは「五箇山豆腐のお造り」を注文して2人でシェアして食べることにしたので、ご飯が付いていない「山吹の里」を注文することにしました。

まず最初に運ばれてきたのがこちら♡

お造りも非常に美味しかったのですが、もうピカイチだったのはやはり鮎甘露煮です。これだけで白いご飯が何杯も食べられる気がしました。

少しずつ食べて楽しんでいると、焼きあがった鮎の塩焼きが!!

こちらは2人前がお皿に乗っています。

1人前は4~5尾とのことでしたが、サクサクしていて臭みは全くなく、頭からペロッと食べてしまえるくらい美味しいです。

鮎の塩焼きを追加で注文する人も多いとのことなのですが、この美味しさなら何尾でも食べられる気がするのもわかりますね~。

鮎の旬は初夏から夏ですが、秋になると子持ちの鮎が味わえ、こっちの方が好きだという方も多いです。ぜひ、旬の鮎と秋の子持ち鮎の違いを食べ比べてみてください。

活鮎天丼

せっかく来たので、鮎の天ぷらもどうしても食べてみたくて思わず頼んでしまったのがこちらの活鮎天丼。

ちょうど鮎の天ぷらが2尾入っていたので1尾ずつ友人と分けることができました。

鮎の天ぷらは苦みがあり、大人の味といった印象で塩焼きを食べてから天ぷらを食べると余計に苦みを感じました。慣れるとこの苦みも美味しく感じるのかもしれませんが小骨なども少し気になって個人的には塩焼きの方が美味しいと思いました。この苦みが好きな人も多いみたいなので、ぜひ大人の苦みにもチャレンジしてみてください。

五箇山豆腐のお造り

メニューをみてすぐにこれは絶対に注文しよう!と友人と言っていた五箇山豆腐は以前から名前は聞いたことがあったのですが、実は食べるのは初めて。

後で調べたところ、富山県の五箇山地域に伝わる郷土料理とのことでした。

味は濃厚とまではいきませんが普通の豆腐よりは濃いめな感じ。

縄でしばっても形が崩れない堅さが特長というだけあって、食べごたえがありとっても美味しいです。

砺波にはとうふ工房の喜平商店というところがあり、ここでは工場を見学したり五箇山豆腐のはもちろん、大人気の五箇山とうふソフトクリーム、しぼりたてのおいしい豆乳やカップアイスなどもその場で味わえるそうです。

今回時間がなくて行けませんでしたが、次回砺波に訪れたら行ってみようと思います。
五箇山豆腐喜平商店の公式ホームページ

鮎の里
〒932-0305
富山県砺波市庄川町金屋2131-6
営業時間(12月上旬までの予定)
11:00~15:00
16:30~20:00
定休日:【鮎シーズン中3月~12月上旬までは無休の予定】
TEL:0763-82-7110

まとめ

鮎の里に隣接する庄川水記念公園は観光スポットにもなっているそうで、水資料館(アクアなないろ館)や彫刻家で有名な松本外次郎記念庄川美術館などもあるそうです。「みこりん」が鮎の里に訪れた日は残念ながら結構な雨が降っていてあまり観光はできなかったのですが、これから行こうかなと思っている方はぜひ、観光スポットに立ち寄って庄川を楽しんでみてくださいね!